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title: 月10万〜50万円のリスティング広告で何件取れる？少額予算の期待値・予算の決め方・依頼先の選び方
description: 月10万〜50万円のリスティング広告で何件取れるのか？BtoB少額予算の現実的な期待値、想定CPAの10倍から逆算する予算の決め方、手数料の安さで依頼先を選ぶと失敗する理由まで、150社支援の経験から解説します。
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 公開日：2026年2月15日  更新日：2026年8月8日

# 月10万〜50万円のリスティング広告で何件取れる？少額予算の期待値・予算の決め方・依頼先の選び方

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[西隆太](https://kaizuka.tokyo/blog/author/ryutanishi)

Webマーケティングコンサルタント／合同会社KAIZUKA代表。マーケ担当がいないBtoB中小企業に特化し、戦略設計から少額予算からのリスティング広告・SEO・LLMO（AI検索最適化）の実行まで、提案・窓口・実行を一貫して担当。担当者が変わらない伴走支援を東京を拠点に全国で提供。マーケ支援12年・150社以上。

[X（Twitter）](https://x.com/nishiryu_jp) [著者プロフィール](https://kaizuka.tokyo/ryutanishi)

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「月10万円で、実際どれくらい問い合わせが来るのか？」これはBtoB広告を検討する際、誰もが最初に抱く疑問です。実は、広告費を成果に変えるには、避けて通れない明確な「理屈」があります。管理画面を細かく触るテクニックよりも、出口となるサイトの設計や、そもそも今のビジネスが広告に適しているかという「構造」こそが成果の8割を決めます。

100社以上の支援現場でわかった、少額予算での「現実的な期待値」と「戦い方」お伝えします。

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KAIZUKAではリスティング広告の運用代行と広告アカウント診断を承っています。

Google広告・Yahoo!広告のアカウントを、150社以上を見てきた運用者が第三者の視点で点検します。成果の出ていないキャンペーンの整理ポイントと、直すべき改善の優先順位を、診断レポート＋90日改善プラン＋60分の報告会でお渡しします（50,000円／税別・単発）。→ [広告運用代行と広告アカウント診断を見る](https://kaizuka.tokyo/ppc)

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＜この記事の目次＞

1. 結局少額予算のリスティング広告で何件獲得できるのか？
2. 獲得できるコンバージョン数の決まり方
3. 少額予算のリスティング広告はいくらから始めるべきか？
4. 月10万・30万・50万円の広告シミュレーション
5. なぜ少額予算のリスティング広告は安定しないのか
6. 少額予算で成果を出す設計のポイント
7. よくある成果が出ないアカウント3つの特徴
8. なぜ手数料の安さで依頼先を選ぶと失敗するのか
9. 広告を始める前の3つの確認事項
10. まとめ｜少額予算広告の勝ち筋

## 結局少額予算のリスティング広告で何件獲得できるのか？

「月10万円から広告を始めたいのですが、何件くらい問い合わせが来ますか？」

マーケティング伴走支援を行う中で、最も頻繁にいただく質問がこれです。結論から申し上げます。BtoBビジネスにおいて、月額10万〜50万円という予算帯での想定獲得件数は、概ね以下のレンジに収まります。

### 広告費月10万・30万・50万円の想定獲得件数

広告費10万円で1〜3件、30万円で4〜10件、50万円で8〜20件程度になることが多いです。

以下の表は、BtoBにおける一般的なクリック単価（200円〜500円）とコンバージョン率（0.5%〜1.5%）を前提とした「現実的な期待値」です。

| **予算（月額）** | **想定獲得件数（現実的）** | **楽観的なケース** | **厳しいケース** |
| --- | --- | --- | --- |
| **10万円** | **1〜3件** | 5件以上 | 0件 |
| **30万円** | **4〜10件** | 15件以上 | 1〜2件 |
| **50万円** | **8〜20件** | 30件以上 | 3〜5件 |

ここで重要なのは、「0件」という数字が現実的に十分起こり得るということです。リスティング広告は実施すれば必ず問い合わせなどの目標を獲得できるものではなく、ターゲット選定、アカウントの設定、ランディングページのどこかを間違えればまったく獲得できないことも不思議ではありません。

### なぜ「◯◯件」と断言できないのか？

同じ業界や似たような商材だとしても、ターゲットや強み、ランディングページが異なるので、コンバージョンがどれくらい獲得できるのかを配信前に断定することができません。同じ30万円を投じても、1件も取れない会社もあれば、20件取れる会社もあります。この差を生むのは、運用スキルの差だけではありません。

![リスティング広告におけるコンバージョンの要因](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%8D%B2%E5%BE%97%E4%BB%B6%E6%95%B0%E3%81%AF%E3%80%8C%E7%A2%BA%E7%B4%84%E3%80%8D%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-png-1.png?width=676&height=511&name=%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%8D%B2%E5%BE%97%E4%BB%B6%E6%95%B0%E3%81%AF%E3%80%8C%E7%A2%BA%E7%B4%84%E3%80%8D%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-png-1.png)

- **市場の競合性**：クリック単価やクリック率がマーケット（入札）で決まるためコントロール不可
- **商材の魅力**：サービスや製品が競合他社にどれくらい受け入れられるか
- **LPの受け皿**：穴の空いたバケツ（低品質なサイト）に水を注いでも、コンバージョンは溜まりません。

リスティング広告の成果に対する大きな変数として上記があげられます。コントロールできないものや実際にユーザーの反応をみてみないとわからないものが多く、配信前に予想することは困難です。広告代理店が持ってくるシミュレーションも、あくまでクライアントに安心してもらうためのものに過ぎません。

 

## 獲得できるコンバージョン数の決まり方

リスティング広告で獲得できるコンバージョン数は「広告費 ÷ CPC × CVR」で決まります。CPCはおもにマーケットで決まりコントロールができないので、自社が影響を与えられる変数は「広告費」と「CVR（コンバージョン率）」になります。

### 獲得件数は「広告費 ÷ CPC × CVR」で決まる

リスティング広告の獲得件数（CV数）は、シンプルな数式で定義できます。

![獲得件数は「広告費 ÷ CPC × CVR」](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/%E6%88%90%E6%9E%9C%E3%82%92%E6%94%AF%E9%85%8D%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8C%E7%89%A9%E7%90%86%E6%B3%95%E5%89%87%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%AB%96%E7%90%86%E6%A7%8B%E9%80%A0-png.png?width=671&height=470&name=%E6%88%90%E6%9E%9C%E3%82%92%E6%94%AF%E9%85%8D%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8C%E7%89%A9%E7%90%86%E6%B3%95%E5%89%87%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%AB%96%E7%90%86%E6%A7%8B%E9%80%A0-png.png)

 

例えば、月額30万円の予算がある場合を考えてみましょう。

- CPC（クリック単価）が300円なら、サイトに呼べる人数は1,000人です。
- CVR（コンバージョン率）が1.0%であれば、獲得件数は10件になります。

ここで重要なのは、**「広告主がコントロールできる変数」と「マーケットが決める変数」が混在している**という点です。広告予算はあなたが決められます。しかし、CPCは競合他社の入札単価に影響を受け、CVRは流入したユーザーがあなたのサイトをどう評価したかによって決まります。

運用改善とは、この式のCPCを下げ、CVRを上げる作業の積み重ねに他なりません。

### 【BtoB】CPCの決まり方と相場感

「1クリックにいくら払うか」を決めるCPCは、自社だけで完結するものではありません。常に競合他社との「相対評価」で決まります。

BtoBのリスティング広告市場は、プレイヤーの増加によりオークションの競争が年々激化しています。主要なキーワードでの入札価格は上昇傾向にあり、同じ予算で獲得できる流入数は減少する傾向にあります。

- **一般的なBtoB商材の相場**：100円〜500円
- **高単価・競争激化商材（ITツール、不動産、専門コンサル等）**：500円〜1,500円

少額予算で戦うなら、大手と真っ向から「ビッグキーワード（例：金属加工、税理士、CRM）」で競い合ってはいけません。

![BtoBマーケットの少額予算の勝ち筋](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/BtoB%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AE%E7%AB%B6%E4%BA%89%E6%BF%80%E5%8C%96%E3%81%A8%E5%B0%91%E9%A1%8D%E4%BA%88%E7%AE%97%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%8B%9D%E3%81%A1%E7%AD%8B%E3%80%8D-png.png?width=715&height=512&name=BtoB%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AE%E7%AB%B6%E4%BA%89%E6%BF%80%E5%8C%96%E3%81%A8%E5%B0%91%E9%A1%8D%E4%BA%88%E7%AE%97%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%8B%9D%E3%81%A1%E7%AD%8B%E3%80%8D-png.png)

競合他社よりも高いコンバージョン率が見込めるキーワードや検索語句に積極的に入札していくことが少額予算で勝つためのポイントになります。

### CVRは広告よりもLPで決まる

自身で運用している方の多くやマーケティング担当者が「広告の管理画面を細かく調整すれば問い合わせが増える」と誤解しています。

管理画面での改善幅は現在のアカウントの設定状況に大きく左右されます。もし初期設定が致命的に間違っているのであれば、設定を正すだけで成果が大きく改善することもあり得ます。しかし、ある程度「間違っていない」運用ができているのであれば、管理画面側の微調整で得られる改善幅は、全体の成果の20%〜30%程度にとどまることがほとんどです。

![リスティング広告改善の優先順位](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/%E6%88%90%E6%9E%9C%E3%82%92%E5%80%8D%E5%A2%97%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8%E3%81%AE%E5%84%AA%E5%85%88%E9%A0%86%E4%BD%8D-png-1.png?width=693&height=543&name=%E6%88%90%E6%9E%9C%E3%82%92%E5%80%8D%E5%A2%97%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8%E3%81%AE%E5%84%AA%E5%85%88%E9%A0%86%E4%BD%8D-png-1.png)

**CVR（コンバージョン率）を決定づけるのは、広告の「受け皿」である LP（ランディングページ）の内容と導線**です。

- **設定改善**：交通整理。無駄なクリックを省き、ターゲットを連れてくる作業。
- **LP改善**:：需要の受け皿そのものの改修。

いくら優秀な運用者が問い合わせに近いユーザーを連れてきても、LPが「総合案内」のように全方位に向けた退屈な内容だったり、問い合わせボタンがどこにあるか分からなかければユーザーは離脱します。

BtoBのユーザーは、検索した目的が表示されたページで達成・解決されるかを一瞬で判断します。具体的な悩みや課題に対して、LPのファーストビューで「ドンピシャ」の回答を返すことが、CVRを2倍、3倍に跳ね上げる唯一の手段です。

### 商談数を増やすなら「コンバージョン数」ではなく「商談化率」を改善する

コンバージョン数を増やすための広告運用についてはさまざまなところで議論がされつくされてきました。商談数を増やしたいのであれば競争の激しいコンバージョン数（コンバージョン単価）だけでなく、「商談化率」などのコンバージョン後の指標を改善していくべきです。

リスティング広告の管理画面上で「コンバージョン1件」と表示されても、それが即座に売上に繋がるわけではありません。ここが BtoBマーケティングの難しさでもあります。

BtoB取引における問い合わせの次にフェーズである「商談数」と広告の関係は、以下の式で表されます。

![](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202026-02-13%2014-40-39-png-1.png?width=593&height=147&name=%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202026-02-13%2014-40-39-png-1.png)

商談数を増やすためにはどのレバーに手を加えるのが効果的なのか、「問い合わせ獲得単価（CPA）を20%改善する（1万円→8,000円）」ことと、「商談化率を5%改善する（10%→15%）」ことのインパクトを比較してみましょう（月間予算100万円と仮定）。

| **施策内容** | **リード獲得数** | **商談化率** | **最終的な商談数** |
| --- | --- | --- | --- |
| **現状** | 100件 | 10% | 10件 |
| **CPA改善（1万→8千円）** | 125件 | 10% | 12.5件 |
| **商談化率改善（10→15%）** | 100件 | 15% | 15件 |

一定の運用をしている広告アカウントのCPA（獲得単価）を20％下げるのは簡単ではありません。一方で商談化率の改善に手を付けていない場合は、インサイドセールスのトークスクリプトを見直すなどの社内のプロセス改善で商談化率を5％改善できる可能性は十分にあります。

 

## 少額予算のリスティング広告はいくらから始めるべきか？

広告予算の目安は「想定CPA（1件あたりの獲得単価）の10倍」の月額予算です。月に10件前後のコンバージョンが見込める予算を確保できると、成果の評価と機械学習の両面で運用が安定しやすくなります。

「リスティング広告を検討しているのですが、どれくらいの予算で始めるべきですか？」「10万円くらいの少額でも可能ですか？」というご相談も多くいただきます。必要な予算は業種・業界と目標によってまったく異なるため一律の正解はありませんが、逆算のための基準は存在します。

### 目安は「想定CPAの10倍」の月額予算

業界の平均や過去の運用データをもとに想定CPAを置き、その10倍を月額予算の目安とするのが現実的です。

- BtoBで問い合わせ獲得を目指し、予想CPAが3万円 → **月額30万円程度**でのスタートがおすすめ
- 資料ダウンロードが目的で、予想CPAが5,000円 → **月5万〜10万円**からでも検討可能

![広告予算の目安は想定CPAの10倍。問い合わせ獲得が目的で想定CPA3万円なら月額30万円、資料ダウンロードが目的で想定CPA5,000円なら月額5万〜10万円。月10件前後のコンバージョンが見込める水準を確保すると、成果を評価する分母と機械学習のデータを確保できる。](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/01_budget-cpa10x-png.png?width=757&height=497&name=01_budget-cpa10x-png.png)

「10倍」に意味があるのは、月10件前後のコンバージョンが見込める水準だからです。月10件あれば、1ヶ月単位の評価に最低限の分母ができ、自動入札に渡せる学習データも一定量確保できます。逆に月1〜2件しか見込めない予算では、成果が出ているのか偶然なのかの判断すら難しくなります（詳しくは後述の「統計的な分母」の項で解説します）。

### 目安に届かない予算で始める場合の考え方

想定CPAの10倍を確保できないからといって、広告をあきらめる必要はありません。ただし、そのまま本命コンバージョンだけを追うのではなく、設計の工夫が必要です。

- **コンバージョンポイントを手前に置く**：問い合わせより心理的ハードルの低い資料ダウンロードなどをコンバージョンに設定し、意図的に件数（分母）を確保する
- **配信対象を徹底的に絞る**：確度の高いキーワード・ターゲットだけに限定する（詳細は後述）
- **評価期間と撤退基準を先に決める**：「3ヶ月でコンバージョン◯件未満なら設計を見直す」など、判断基準を配信前に合意しておく

目安に届かない予算でも、受けてくれる依頼先がないわけではありません。弊社は月額広告費10万円から対応しており、最低出稿金額は設けていません。手数料も広告費の20%という料率ではなく、業務範囲と予算規模で決まる段階制です。詳しくは[少額予算のリスティング広告運用代行](https://kaizuka.tokyo/ppc-small-budget)をご覧ください。

 

## 月10万・30万・50万円の広告シミュレーション

ここでは、BtoBマーケティングの現場で実際によくある「月額10万・30万・50万円」という3つの予算帯について、具体的なシミュレーションと実例を解説します。

繰り返しますが、これらはあくまで「期待値」であり、LPの質や市場環境によって上下します。しかし、**「この予算ならこれくらいの反響が妥当」という土地勘**を持つことは、無謀な期待や不要な失敗を防ぐために不可欠です。

### 月10万円の場合

月額10万円は、BtoB企業が「まずはテストとして」始めるのによくある予算です。

- **呼べる人数（アクセス数）**: 約200〜500人
- **想定獲得件数**：1〜3件（CPA 3.3万〜10万円）

**【実例：ニッチな製造業のケース】**

海外製の特殊機械を取り扱う商社の事例では、メインキーワードの月間検索数が500回程度と非常に限られていました。この場合、予算を100万円に増やしても「検索する人」がいないため、消化できません。月額10万円の運用で、平均して月5件の反響、月2件の商談を安定的に獲得できました。

**成功のポイント**：この予算帯では「広げる」ことは厳禁です。購買意欲が極めて高いニッチな専門用語（ロングテールワード）だけに絞り込み、無駄なクリックを徹底的に排除する戦略が求められます。

### 月30万円の場合

BtoBのリスティング広告において、月30万円くらいの予算があると一定のリード数が見込めるチャネルとなります。

- **呼べる人数（アクセス数）**: 約600〜1,500人
- **想定獲得件数**：4〜10件（CPA 3万〜7.5万円）

**【実例：水道修理・緊急対応業のケース】**

当初、他代理店でCPA 3万円で運用されていたアカウントを引き継いだ際、予算は30万円でした。ここから「差別化の難しい緊急業界における、独自の強みの再定義」と「LPの改修」を徹底。結果、CPAは1.5万円まで低下し、問い合わせ数は倍増しました。さらに「問い合わせの質」が上がったことで商談からの成約率も劇的に向上し、利益が出る構造を確立できました。

**成功のポイント：**月30件程度のコンバージョンを安定して獲得できるようになると、Googleの機械学習（自動入札）の十分なデータ量となります。これにより、最適化がスムーズに進行し、より精度の高いターゲティングが可能になるのがこのフェーズです。

### 月50万円の場合

月額50万円を超えてくると、広告運用は「検証」から「安定稼働」のフェーズへ移行します。

- **呼べる人数（アクセス数）**: 約1,000〜2,500人
- **想定獲得件数**: 8〜20件（CPA 2.5万〜6.2万円）

### 【テスト活用】サービス検証としての少額広告

リスティング広告は、リード獲得だけでなく「サービスの需要検証（テストマーケティング）」としての活用も有効です。少額予算だからこそ、低リスクで市場の反応を確かめられます。

![](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/Imported_Blog_Media/listing-smallbudget%E4%BA%8B%E4%BE%8B2-1024x318-1.png?width=868&height=269&name=listing-smallbudget%E4%BA%8B%E4%BE%8B2-1024x318-1.png)

- **検索回数の調査**によって、そのサービスへのニーズが実際に存在するかを確認できる
- **ランディングページへのアクセスに対する反応**によって、サービスへの需要や訴求ポイントが合っているかを検証できる

![少額広告をサービスの需要検証に使う3ステップ。ステップ1で検索回数を調査してニーズの存在を確認、ステップ2で少額配信しLPへの反応から訴求が合っているか検証、ステップ3で勝ち筋を確認してから本格投資を判断する。反応が得られない場合は広告ではなく訴求やターゲット設定を見直すシグナルとなる。](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/02_test-marketing-png.png?width=761&height=409&name=02_test-marketing-png.png)

リスティング広告は、顕在化したニーズに対して直接アプローチできる広告です。適切な検索語句でランディングページにアクセスしてもらっても反応が得られない場合、広告の問題ではなく、訴求やターゲット設定そのものの見直しが必要というシグナルになります。新サービスの立ち上げ期に月5万〜10万円で配信し、本格投資の前に「勝ち筋があるか」を確かめる使い方です。

### 予算別コンバージョン数シミュレーション

| **予算(月額)** | **CPC(平均)** | **呼べる人数(月)** | **CV数(1.0%)** | **CV数(0.5%)** | **備考** |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| **10万円** | 300円 | 333人 | **3件** | 1〜2件 | 超絞り込みが必要 |
| **30万円** | 300円 | 1,000人 | **10件** | 5件 | 標準。自動入札が効き始める |
| **50万円** | 300円 | 1,666人 | **16件** | 8件 | 安定。複数キャンペーン可 |

※CPC 300円はBtoBの一般的平均値。

 

## なぜ少額予算のリスティング広告は安定しないのか

リスティング広告を始めて最初の1ヶ月、多くの方が直面するのが「昨日は1件取れたのに、今日はクリックすらまともにされない」「先週は好調だったのに今週はゼロ」という激しい数値の上下です。

予算が潤沢な大手企業であれば、1日あたりのデータ量が多いため、こうした変動は「平均値」の中に吸収されます。しかし、少額予算においては、この「ブレ」がダイレクトに不安へと繋がります。なぜ、少額予算ほど成果は安定しないのでしょうか。

### 広告は不規則に改善する

多くのマーケティング担当者が、「運用型広告は運用によって継続的に改善し続ける」といった誤解をしている気がします。

![広告の成果は不規則に改善する](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/%E9%81%8B%E7%94%A8%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%AE%E3%80%8C%E4%B8%8D%E8%A6%8F%E5%89%87%E3%81%AA%E9%9A%8E%E6%AE%B5%E3%80%8D%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB-png.png?width=617&height=488&name=%E9%81%8B%E7%94%A8%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%AE%E3%80%8C%E4%B8%8D%E8%A6%8F%E5%89%87%E3%81%AA%E9%9A%8E%E6%AE%B5%E3%80%8D%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB-png.png)

しかし、現実は全く異なります。実際の改善プロセスは「不規則な階段」です。

- **踊り場の期間**：施策を打っても数字が動かない、あるいは一時的に悪化する期間が必ずあります。
- **非連続な飛躍**：ある閾値（データの蓄積量や訴求の的中）を超えた瞬間に、ガクンと成果が良くなる。

少額予算の場合、この「一段の長さ（期間）」が予算規模に比例して長くなります。データが溜まるスピードが遅いため、改善の階段を一段登るのに2〜3ヶ月かかることも珍しくありません。この「踊り場」に耐えきれず、階段を登り切る前に「効果がない」と判断して停止してしまうことが、少額予算におけるよくある失敗パターンです。

### データ不足により機械学習の最適化に時間がかかる

現在のGoogle広告は、AIによる自動入札が主流です。このAIが本来の性能を発揮するためには、一定の「学習素材（コンバージョンやその他配信データ）」が重要です。

Google公式も、スマート自動入札についてこう説明しています。

> Google 広告のスマート自動入札とスマート広告ソリューションでは、AI を使用して数百万ものシグナルをリアルタイムで分析し、効果的なタイミングで適切なユーザーに適切なメッセージを表示します。
> 
> 引用：[Google 広告のスマート自動入札とスマート広告ソリューションについて - Google 広告 ヘルプ](https://support.google.com/google-ads/answer/9297584?hl=ja)

「数百万ものシグナルを分析」するといっても、そもそもアカウント側に分析対象となるデータが溜まらなければ、この仕組みは十分に機能しません。

![機械学習に与えるデータ量](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/%E6%A9%9F%E6%A2%B0%E5%AD%A6%E7%BF%92%E3%82%92%E5%B7%A6%E5%8F%B3%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8C%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%87%8F%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%B7%AE-png.png?width=713&height=504&name=%E6%A9%9F%E6%A2%B0%E5%AD%A6%E7%BF%92%E3%82%92%E5%B7%A6%E5%8F%B3%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8C%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%87%8F%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%B7%AE-png.png)

 

- **予算50万円の場合**：1件1.5万円のCPAなら月33件。AIはスムーズに学習します。
- **予算10万円の場合**：1件1.5万円のCPAなら月6件。AIにとって、学習素材が圧倒的に不足しています。

AIはゴールと学習データを与えることで威力を発揮します。少額予算の広告においても適切なデータを十分な量与えられるかに気をつける必要があります。場合によっては自動入札ではなく人間の手動入札が適切なケースも出てきます。

### 判断のために統計的な分母を確保する

広告運用の成果を数週間や1ヶ月程度で評価するのは早計です。広告を「投資」と捉えるためには、そこには期間だけでなく「統計的な妥当性を判断するための数（分母）」という視点が不可欠です。

![成果の判断は統計的に十分な値になってから](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%88%A4%E6%96%AD%E3%82%92%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8C%E7%B5%B1%E8%A8%88%E7%9A%84%E5%A6%A5%E5%BD%93%E6%80%A7%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%8E%A8%E7%A7%BB-png.png?width=695&height=535&name=%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%88%A4%E6%96%AD%E3%82%92%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8C%E7%B5%B1%E8%A8%88%E7%9A%84%E5%A6%A5%E5%BD%93%E6%80%A7%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%8E%A8%E7%A7%BB-png.png)

少額予算において「まずは3ヶ月様子を見ましょう」というアドバイスは、単に時間を稼いでいるわけではありません。

例えば、月に1〜2件しかコンバージョンが発生しないアカウントの場合、1年継続してもわずか12〜24件のデータしか溜まりません。これでは、どのキーワードが本当に良くて、どの広告文が当たったのか、あるいは単なる偶然だったのかという統計的な判断を下すことは不可能です。

投資としての成否を判断するには、以下の時間軸と母数の関係を理解する必要があります。

- **短期（1ヶ月以内）**: コンバージョン数が数件レベルなら、その数字は「偶然の揺らぎ」の域を出ません。評価を急ぐのは危険です。
- **中期（3ヶ月〜半年）**: 一定の分母（CV数十件）が溜まり、初めて「この施策には再現性がある」という統計的な判断が可能になります。

もし本命の問い合わせが月に1〜2件しか取れない予算規模なのであれば、資料ダウンロードなどの「マイクロコンバージョン」を置いてでも、意図的に分母を増やして学習と分析の精度を高める設計が不可欠です。コンバージョンに一喜一憂せず、「管理画面とLP含めた全体設計が正しければ、数は後から確率として収束する」という姿勢が、少額運用を成功させる鍵となります。

 

## 少額予算で成果を出す設計のポイント

少額予算の設計原則は「配信を絞って1クリックあたりの確度を上げる」ことです。潤沢な予算があれば広めに配信して機械学習に任せる設計も有効ですが、少額予算では逆の発想が必要になります。

### コンバージョンが見込めるターゲット・キーワードに絞る

機械学習による最適化が進んだ現在の広告運用では、一般的に「ターゲットを絞りすぎず広く配信すること」が推奨されます。しかしこれは、クリックやコンバージョンを十分獲得できる予算がある場合の話です。

**予算が限られている場合には、コンバージョンが見込めるターゲットやキーワードへの絞り込みを優先すべきです。**

- 配信対象を所在地・年齢・配信時間帯などで限定する
- 実際にコンバージョンにつながっている検索語句（クエリ）を参考にキーワードを設定する
- 「調べているだけ」の情報収集キーワードは思い切って外す

できるだけ成果につながる可能性が高いオーディエンスに配信を集中させることが、低予算運用の基本です。

### リマーケティング広告だけで始める選択肢

「予算は限られているが、まず広告を試したい」という場合には、**リマーケティング広告だけで開始する**のも有効な選択肢です。

リマーケティング広告は、自社サイトやページの訪問者に対して再アプローチする広告で、すでに自社を認知しているユーザーが対象になるため、CPA（コンバージョン単価）を抑えやすい手法のひとつです。

![リマーケティングだけで始める仕組みの図。コンバージョンせず離脱したサイト訪問者をリスト（オーディエンスセグメント）に蓄積し、そのリストにだけ広告を配信して再アプローチする。手法はバナーで再表示するディスプレイ広告と、訪問者が再検索したときだけ広告を表示する検索広告向けリマーケティングの2つ。既に自社を知っているユーザーが対象のためCPAを抑えやすいが、サイトに一定の訪問者がいることが前提となる。](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/03_remarketing-png.png?width=731&height=484&name=03_remarketing-png.png)

またリマーケティングはディスプレイ広告（バナー）で行われるのが一般的ですが、検索広告でも活用できます。検索広告向けリマーケティングを使うと、「過去にサイトを訪問したことのあるユーザーが、特定のキーワードを検索した際にだけ広告を表示する」といった配信が可能になります。

> 作成したオーディエンス セグメントには、広告主様のサイトを訪れたものの何も購入しないで離脱したユーザーが含まれるため、オーディエンス セグメントを検索広告のターゲットに設定すると、そのようなユーザーがその後 Google 検索で何か探しているときに、自社商品を再度思い出してもらうことができます。
> 
> 引用：[検索広告向けデータ セグメントについて - Google 広告 ヘルプ](https://support.google.com/google-ads/answer/2701222?hl=ja)

ひとつ正直に添えておくと、リマーケティングは「サイトに一定の訪問者がいること」が前提の手法です。月間のサイト流入が数百人程度しかない場合、配信対象のリスト自体が溜まらないため、SEOや他の流入施策とあわせて検討する必要があります。

 

## よくある成果が出ないアカウント3つの特徴

これまで数多くの広告アカウントを診断・改善してきましたが、成果が出ていない広告アカウントには共通点が存在します。これらは単なる設定のミスではなく、広告運用の構造そのものを理解していないことに起因します。

### キーワードを詰め込んでいるアカウント

 診断や引き継ぎを行ったアカウントで最も多いのが、1つのキャンペーンや広告グループに数百〜数千のキーワードが設定され、放置されているケースです。

![キーワードを詰め込んでいるアカウントの問題](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E6%84%8F%E5%9B%B3%E3%82%92%E7%84%A1%E8%A6%96%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%8C%E8%A9%B0%E3%82%81%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%80%8D%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E6%9C%AB%E8%B7%AF-png.png?width=688&height=393&name=%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E6%84%8F%E5%9B%B3%E3%82%92%E7%84%A1%E8%A6%96%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%8C%E8%A9%B0%E3%82%81%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%80%8D%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E6%9C%AB%E8%B7%AF-png.png)

10年以上前の広告運用であれば、考えられる言葉を網羅して手動で調整を繰り返す手法も有効でした。しかし、AI（機械学習）による最適化が前提の現代において、意図の異なる言葉を闇雲に詰め込むことは、自らアカウントを破壊する行為に等しいと言えます。

現在の運用で最も重要なのは、キーワードを「増やす」ことではなく、**「同じ回答（広告文）で満足するユーザー層」ごとに意図を整理すること**です。検索意図を揃えた少数のキーワードに絞り込み、ユーザーの悩みにドンピシャで答える。この交通整理ができていないアカウントは、どれだけ予算を積んでも穴の空いたバケツに水を注ぎ続けることになります。 

### 月額30万円・手数料20%アカウントの難しさ

月額30万円前後の予算で、業界標準とされる「手数料20%（月6万円）」で広告代理店に運用を依頼する。一見、妥当な外部委託に見えますが、ここにはBtoB少額予算特有の「構造的な無理」が潜んでいます。成果が出ないのは「丸投げ」が悪いのではなく、物理的に工数をかけられない構造に原因があります。

前提として、運用代行の手数料は大まかに次の式で決まっています。

**運用代行手数料 ＝ 時間あたりのコスト × かける時間 ＋ 会社に必要な利益**

運用代行業務に仕入れはなく、コストの大部分は人件費です。つまり手数料は「どのくらいの時給の人が」「どれくらいの時間をかけて」「会社がどれくらいの利益を必要とするか」の3点で決まります。「必要な利益」は会社規模に比例して大きくなる傾向があります。管理職の給与、オフィス賃料、新卒社員の教育コストなどを、手数料に乗せてまかなう必要があるからです。

この式に月6万円の手数料を当てはめて、実際に「運用実務」に投下できるコストを逆算すると、現実は非常にシビアです。

![運用担当者が使える時間の内訳](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/%E6%9C%88%E9%A1%8D30%E4%B8%87%E5%86%86%E3%83%BB%E6%89%8B%E6%95%B0%E6%96%9920%25%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%82%80%E3%80%8C%E5%B7%A5%E6%95%B0%E3%81%AE%E5%A3%81%E3%80%8D-png.png?width=762&height=370&name=%E6%9C%88%E9%A1%8D30%E4%B8%87%E5%86%86%E3%83%BB%E6%89%8B%E6%95%B0%E6%96%9920%25%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%82%80%E3%80%8C%E5%B7%A5%E6%95%B0%E3%81%AE%E5%A3%81%E3%80%8D-png.png)

- **実態**：担当者の時給を5,000円と仮定し、会社の利益や管理コストを考慮すると、ひとつのアカウントに割ける時間は月にわずか**5〜6時間程度**です。
- **結果**：例えば、月次の報告会に代理店側から担当者と上長の2名が参加し、1時間の打ち合わせを行えば、移動や準備を含めてそれだけで貴重な稼働時間の大部分が消失します。残されたわずかな時間で、キーワードの精査や、競合分析、LPの改善提案まで丁寧に行うのは、物理的に不可能です。

その結果、少額アカウントは「新人の練習用」に割り当てられたり、手を加えられず放置気味になることが起こります。これは代理店が悪意をもって行っているのではなく、ビジネスモデル上避けられないことでもあります。

代理店への依頼でよくある失敗構造は『[広告代理店に丸投げして成果が出ない会社の共通点と構造的な原因](https://kaizuka.tokyo/blog/agency-handover-failure)』で詳しく整理しています。

### 管理画面の運用「しか」していない

成果が出ない企業の担当者が最も時間を費やすのは、広告管理画面の数字を眺め、キーワードを1つ追加したり、入札単価を数円単位で調整したりする作業です。

前述の通り、管理画面側での調整による改善幅はせいぜい数十％です。同じ労力をかけて、**成果を2倍、3倍に跳ね上げられるのは、常に「LP（ランディングページ）」側**です。

**【広告費の10〜30%をLPに再投資する】**

「穴の空いたバケツ（低品質なLP）」に水を注ぎ続けるのは、経営的に見ても大きな損失です。

- **現状維持**：月100万円使い、CVR 0.5%で50件獲得（CPA 2万円）。
- **LP改善**：広告費を70万円に抑え、浮いた30万円をLP改修に充て、CVRが1.0%になれば、70件獲得（実質CPA 14,286円）。

後者のほうが、トータルの獲得件数は20件増え、制作費を含めた実質的な獲得単価（CPA）も30%近く改善されます。

ランディングページの微修正に数週間かかるような制作体制を見直し、ノーコードツールなどを活用して、**「思いついた訴求を数日以内にテストする」スピード感**を持てるか。広告運用で勝てない会社は、例外なく「LP改善の優先順位」を間違えています。管理画面の微調整で消耗するのをやめ、「出口（LP）」に集中してください。

LPの問題を具体的に改善したい方は『[100社のBtoBサイトを診断してわかったCVR改善の10項目](https://kaizuka.tokyo/blog/btob-cvr)』を参照してください。

 

## なぜ手数料の安さで依頼先を選ぶと失敗するのか

手数料が安い運用会社は、「かける時間を削る」「低スキルの人材で回す」「別の費用に転嫁する」のいずれかの方法でコストを回収しているためです。前述の手数料の式から考えれば、成果を出せる体制のまま手数料だけを大幅に下げることは、構造的にできません。

Web広告の運用会社を調べると「格安！」「初期費用なし！」「手数料10％！」と価格を訴求するページが目立ちます。同じサービスであれば安いに越したことはありませんが、価格や手数料率だけで比較して本当に問題ないのでしょうか。

### 格安手数料の3つのカラクリ

![手数料を格安にできる3つのカラクリ。運用代行手数料は時間あたりのコスト×かける時間＋必要な利益で決まるため、安くするには（1）運用にかける時間を削る（手数料6万円なら月5〜6時間程度で実質放置に近い運用）、（2）低スキルの人材で回す、（3）LP制作費や長期契約など他の費用に転嫁する、のいずれかしかない。成果を出せる体制のまま手数料だけを下げることは構造的にできない。](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/04_cheap-fee-tricks-png.png?width=742&height=501&name=04_cheap-fee-tricks-png.png)

**1. 運用にかける時間を削っている**

格安運用会社が料金を安くできている理由の大半がこれです。手数料6万円の案件に対して、時給3,000円の担当者が月20時間稼働すれば、それだけで人件費が手数料と同額になります。会社運営のコストを考えれば、実際にかけられる時間はさらに少なくなり、放置に近い運用にならざるを得ません。

**2. 低コスト（低スキル）の人材で回している**

運用型広告で成果を出すには、相応の知識と経験が必要です。成果を出せる広告運用者やマーケターは時給数千円〜数万円を稼ぎます。格安のビジネスモデルでは、そうした人材を担当につけることができません。とりあえず業務をこなせる程度の経験の浅い担当者が回すことになり、成果につながるかは疑問です。

**3. 費用が他の部分に転嫁されている**

運用手数料は10％や20％と控えめにして、LP制作やバナーなどのクリエイティブ制作で利益を確保するビジネスモデルもあります。LPやクリエイティブ自体は成果の重要な要因なので投資する価値はありますが、判断すべきは手数料単体ではなく、**広告費・運用手数料・その他の追加費用を合計したトータルコストでの費用対効果**です。また、手数料を安くする条件として6ヶ月・12ヶ月といった長期契約を求められるケースもあります。多少料金が下がるとしても、成果が見えない段階での長期契約は避けるのが無難です。

### 手数料を抑えつつ成果を落とさない依頼先の選び方

「安いけれど効果が出ない」を避けながらコストを抑えるには、次の3点を意識してください。

![手数料を抑えつつ成果を落とさない依頼先の選び方。OKは、会社ではなく実際に運用する担当者を比較すること、間接コストのない個人・フリーランスも選択肢に入れること。NGは提案書や営業トークに「1広告グループ1キーワード」「1キーワード1広告文」「数千のキーワードを設定」というワードが出てくる会社で、機械学習が前提の現在の運用に対応できていない可能性が高い。](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/05_partner-selection-png.png?width=713&height=490&name=05_partner-selection-png.png)

- **会社ではなく「担当者」を比較する**：運用型広告の成果は実際に手を動かす担当者に大きく左右されます。商談の場に出てくる営業ではなく、「実際に誰が運用するのか」を確認し、可能なら担当者本人と話してから判断しましょう。
- **会社のコストがない個人・フリーランスも選択肢に入れる**：スキルが十分にあることを前提とすれば、オフィス賃料・管理職の給与・新人の教育費といった間接コストのない独立した運用者は、「割安だが低品質ではない」依頼先になり得ます。
- **提案書・営業トークのNGワードに注意する**：「1広告グループ1キーワード」「1キーワード1広告文」「数千のキーワードを設定します」といった言葉が出てくる会社は、機械学習が前提となった現在の運用に対応できていない可能性が高く、距離を置くことをおすすめします。

料率制以外の料金体系を採っている運用者を探すのも一つの方法です。広告費10万〜50万円なら標準プランで月5万円という段階制の料金表と、お受けできる条件は[少額予算のリスティング広告運用代行](https://kaizuka.tokyo/ppc-small-budget)に公開しています。

## 広告を始める前の3つの確認事項

「広告を出せば、何かが変わるはずだ」という期待だけで運用を始めるのは非常に危険です。

リスティング広告の成果は、運用スキル以上に「自社のビジネス構造（利益率や営業力）」に左右されます。配信を開始する前に、以下の3つのチェックリストを自社に問いかけてみてください。

### LTVから逆算した「許容CPA」

リスティング広告の成功・失敗は、実は配信前に決まっています。それは、「1件の問い合わせにいくらまで払えるか」という**許容CPA**が、市場の相場と合致しているかどうかです。

以下の3社の比較を見てください。いずれも同じ業界で類似商品を扱っていると仮定します。

| **企業** | **1成約の利益（LTV）** | **問い合わせ→成約率** | **許容できるCPA（限界値）** |
| --- | --- | --- | --- |
| **A社** | 30万円 | 20% | **60,000円** |
| **B社** | 20万円 | 10% | **20,000円** |
| **C社** | 10万円 | 5% | **5,000円** |

市場のCPA相場が「2万円」だった場合、A社は利益を出しながら広告を拡大できます。B社はトントンです。しかし、C社は1件獲得するたびに赤字になります。C社がすべきことは広告運用の微調整ではなく、成約率を上げるための営業体制改善か、LTVを上げるための商品力アップやフォロー体制強化です。

![リスティング広告は許容CPAを上げることが重要](https://kaizuka.tokyo/hs-fs/hubfs/LTV%E3%81%8B%E3%82%89%E9%80%86%E7%AE%97%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8C%E8%A8%B1%E5%AE%B9CPA%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%90%8D%E7%9B%8A%E5%88%86%E5%B2%90%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB-png.png?width=678&height=456&name=LTV%E3%81%8B%E3%82%89%E9%80%86%E7%AE%97%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8C%E8%A8%B1%E5%AE%B9CPA%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%90%8D%E7%9B%8A%E5%88%86%E5%B2%90%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB-png.png)

マーケットと自社の利益構造を無視して「CPAは安ければ安いほうがいい」と考えるのはあまり適切ではありません。まずは「自社ならいくらまで払ってもビジネスとして成り立つか」という数字を、経営指標から逆算して明確にしてください。

### 現場とLPの訴求に「ズレ」はないか

広告は「増幅装置」です。良いメッセージを広める力はありますが、間違ったメッセージを正す力はありません。

よくある失敗は、**「広告用のLP」と「実際の商談」で言っていることが違う**ケースです。

- **LPの訴求**：「業界最安値！今すぐ導入可能」
- **現場の営業**：「品質重視なので納期は3ヶ月かかります。価格もそれなりです」

このようなズレがあると、たとえ広告から問い合わせが来ても、商談の場でユーザーは「話が違う」と感じ、成約には至りません。広告運用者は「件数は取れている」と報告しますが、営業現場は「質の低いリードばかり来る」と疲弊し、社内のマーケティングに対する信頼は失墜します。

チェックすべきは、**「営業担当がクロージングの決め手にしている言葉」がLPのファーストビューにあるか**どうかです。現場で一番刺さっている言葉を、そのまま広告に載せる。これが最もシンプルで強力な改善策です。

### 「検索される市場」は存在するか

リスティング広告は「今探している人」に当てる広告です。しかし、BtoBのニッチな領域では、そもそも誰も検索していないケースがあります。

- **ニッチすぎてキーワードがない：**世界で自社しか持っていない新しい技術などは、ユーザーがその存在を知りません。
- **誰も困っていない：**ユーザーが現状に不満を感じていない（顕在化していない）悩みに対して、検索広告でアプローチするのは不可能です。

もし、キーワードプランナーで自社のメインキーワードの検索ボリュームが月間数十回程度しかないなら、リスティング広告に固執すべきではありません。その予算は、バナーで課題を気づかせる「ディスプレイ広告」や、信頼を積み上げる「SEO（記事制作）」、あるいは「Facebook広告」などの、プッシュ型の施策に振り向けるべきです。

リスティング広告とSEOを比較した記事はこちら。

関連記事：[SEOとリスティング広告はどちらが先？Web担当不在の中小企業の判断基準](https://kaizuka.tokyo/blog/seoorppc)

関連記事：[150社支援でわかったBtoB問い合わせが増えない5つの原因とやるべき最初の一手](https://kaizuka.tokyo/blog/noincreaseininquiries)

 

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KAIZUKAではリスティング広告の運用代行と広告アカウント診断を承っています。

Google広告・Yahoo!広告のアカウントを、150社以上を見てきた運用者が第三者の視点で点検します。成果の出ていないキャンペーンの整理ポイントと、直すべき改善の優先順位を、診断レポート＋90日改善プラン＋60分の報告会でお渡しします（50,000円／税別・単発）。→ [広告運用代行と広告アカウント診断を見る](https://kaizuka.tokyo/ppc)

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依頼先や施策を検討する前に、自社の「詰まり」がどこにあるかを30項目で自己診断できるチェックリストを無料で配布しています。

戦略・サイト・導線・流入・計測の5カテゴリを「はい／いいえ」で採点すると、どこから着手すべきかがわかる構成です（PDF・全10ページ・所要15分）。 → [150社支援でわかった BtoB問い合わせ改善チェックリスト30（無料DL）](https://kaizuka.tokyo/checklist30)

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## まとめ｜少額予算広告の勝ち筋

予算の多寡が、必ずしも広告の勝敗を決めるわけではありません。もちろん一定の予算が確保できたほうが運用は安定しますが、10万円、30万円、50万円といった予算でも、費用に応じた目標の獲得が可能な媒体です。

リスティング広告が「失敗だった」と認識されるケースで実際に多いのは、広告そのものの失敗ではなく、**予算に対して非現実的な成果を期待しているパターン**です。例えば、問い合わせの獲得単価が1万円前後の業界で「月10万円の予算で30件獲得したい」という期待は、よほどサービスが優れている場合を除いて現実的ではありません。少額予算の成否を分けるのは、予算の大小よりも「適切な期待値と目標設定」です。

なお、月10万円台の広告費でも運用代行を承っています。対応できる広告費の範囲と手数料の考え方は[こちら](https://kaizuka.tokyo/ppc-small-budget)にまとめました。

 

 

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